シリーズ15回目は、八郷西在住の住民から戴いた投書をご紹介します。

本来コメントとして掲載すべきものと思われますが、投書として戴きましたので、記事として掲載致します。

投書の中には地域の絆づくりのいろいろな提案がなされています。

皆さまからのご意見をお聞かせください。

八郷西自治会協議会長 久保田領一郎


久保田会長殿

地域の絆づくりについてシリーズで掲載戴き有難うございます。

興味深く拝見致しております。

地域の絆づくりは日頃のコミュニケーションに尽きると思います。

ごみ出しに行くときなどに、すれ違う人が夫々挨拶を交わしている様子を目にしますが、立派なコミュニケーションです。

そのような日頃のちょっとしたコミュニケーションが年初の降雪時に見られた助け合いの光景に繋がっていくのでしょう。

コミュニケーションを図るために難しい理屈や批判は不要で、誰でも出来る事を積み重ねていく事が肝要かと思っています。

町内清掃もコミュニケーションの場となります。

こども達は私たち大人の背中を見て行動し育っていきます。

挨拶は絆づくりの大きな役割を果たしていると思います。

八郷西地区、特にあかつき台には年中行事(表現が的確でないかも知れませんが)と言えるものが不足しているように感じています。

これは歴史の浅いコミュニティのため止む得ない事と思います。

その年中行事も大規模なものではなく、一人でぶらりと気楽に参加できるようなもので、

イメージとしては単位自治会の規模で集会所を利用して年中行事が出来ないものかと思っています。

そして一人暮らしの方々もその場に集まれば会話ができるような行事を・・・

四季それぞれが豊かな日本では、季節ごとに生活の知恵ともいうべき多くの年中行事が存在しています。

私たちの居住環境の中に、月1回程度小規模で持続可能な年中行事を立ち上げることができないものでしょうか。

できれば次代を担うこども達を交え、八郷西住民のDNAとして組み込まれていくような行事が望まれます。

八郷西には 花見の会・夏まつり・文化祭 等々の大規模行事が既に存在しています。

これらの行事は八郷西地区全体の年中行事として今後定着していく事でしょう。

参加者の顔が分る新たな小規模年中行事を・・・

言うは易しで具体的な知恵は浮かびませんが、やはり自治会主導で意見を収集し、種まきをして育んでいく必要があろうかと思います。

自治会を取り巻く環境にはいくつかの独立した組織・団体があります。

それらの組織・団体と連携を図ることによりあるべき地域の姿が見えてくるのではと思います。

住民の皆さまからの知恵を拝借しつつ是非顔の見える年中行事づくりを進めて戴きたいと思います。

強制でなくあくまでも自然発生的に芽生えてくることが望ましいと思います。

最初は簡単な食事会の様なもので構わないと思いますが、継続して開催されることが重要と思います。

全員の顔と名前が分る住民共通の年中行事などが定着すれば、地域の絆は一層深まることでしょう・・・

勝手に思いを廻らしています。

今回掲載されました記事は私たち八郷西の住民に大きな問題提起をされていると思っています。

久保田会長にはお手数をお掛けしていますが、引き続き地域の絆づくりにご尽力賜りますようお願い致します。

以上