今回の『山分町健康づくり教室』では、四日市市の『生涯学習いきいき出前講座』より、医療ソーシャルワーカーの長戸先生をお招きして
『知っておきたい医療と福祉の現状  ~療養生活で困ったときのために~』
の講座を開催いたしました。

まずは会長のあいさつに始まり、ちょっと体をほぐすためラジオ体操・・・
今回は途中でCDプレーヤーのマシントラブル発生('Д')
体操は全部出来ませんでしたが、講座の開始です。


◎市立四日市病院の地域連携・医療相談センター「サルビア」

講座は、市立四日市病院の地域連携・医療相談センター「サルビア」の紹介から始まりました。実は市立四日市病院の玄関ホール奥に、誰でも相談できるこのような施設があるのです。ご自身でも、家族の方でも、病気になればいろいろな不安や心配があって当然です。
今までは病院に任せっきりでよかったのですが、これからはご自身で選択しなければならない時代になったそうです。
しかし、専門知識が無ければどのような選択をすれば良いのかなんてわかりませんよね。
そんな時頼りになるのが、この「サルビア」なんですね(^.^)

◎医療の機能分化と連携

急速な高齢化の進む現在、医療資源の効率的な運用のためにも、地域連帯のネットワークが必要とのこと。どんな病気でも大きな病院で見てもらったら安心できるのは人間の心理として当たり前ですが、そのために診察してもらうのに何時間も待たされるのも問題ですよね。

このような理由から現在では、紹介状がない患者さんが大きな病院にかかると通常の診療費のほかに『特定療養費』(市立四日市病院の場合5,400円、歯科口腔外科のみ3,240円)を負担しなければならないそうです。
病状が安定すると「3か月で退院しなければならない」というのも同じ理由によるものです。

◎「サルビア」に寄せられた相談内容とその対応の一例

内容を見てみると、高齢者だけではなく、働き盛りの若い人でも病気になれば途端に様々な援助が必要になることがよくわかります。

◎在宅医療推進に向けての取り組み

講座の概要をご紹介しました。四日市市が、安心して暮らせる街になるといいですね。
※パワーポイントの画像が見えづらいことをお詫びします。
今回の講座の概要説明だけでは限界がありますので、興味のある団体様は、四日市市の『生涯学習いきいき出前講座』を利用されてはいかがでしょうか。

最後に、今回講座で配付された資料の画像をご紹介します。

いつもの『健康だより』もどうぞ

最後は、おしゃべりタイムで和気あいあい

今回のおやつは大きなどら焼きでした(^^♪

次回の健康づくり教室は7月2日に年に一度の恒例イベント『みんなで楽しく歌う会』を開催する予定です。お楽しみに!!