平成29年1月14日から降り始めた先週の雪は、四日市でも珍しい記録的な大雪であり、建物や風の影響などで出来た吹きだまりは、50~60cmの積雪となり、早朝には車の往来もなく静まり返った北国を思わせるような光景となり、その日は一日中静かに雪が降り続いていました。

翌日には、多くの人が道路に出て、交通の便を図るため、大量の雪を道路の両側に除雪していました。

あかつき台一丁目東は坂道が多いため、車のスリップも多発しました。

それを多くの人たちが協力して車を押し、雪からの脱出を手助けしていました。

坂の上から見ていると、通行に注意を要する場所が何か所かあり、地域住民の助け合う光景を見た時、ほのぼのとした温かみを感じることができました。


その翌日も高齢者で雪かきのできないお宅があり、その家庭の状況を察した数人の住民が介護施設送迎車の通行に支障が出ないよう、スコップを手に、大量の雪を除雪していました。

困った高齢者を気遣い、このような重労働も厭わず、1時間ばかりの除雪作業に汗を流してのボランティア精神には、本当に頭の下がる思いがしました。

また、その高齢者宅近辺の踏み固められて容易に除雪できない箇所には、夜間の凍結を防止するために融雪剤の散布も行われていました。

人が困っているときに、誰から言うこともなく、助け合いの精神が発揮されたことに雪の白さに負けぬ美しい光景をみることができ、本当に感動しました。

住民の皆さま有難うございました。

あかつき台一丁目東自治会長 久保田領一郎