地域の助け合いの基本は、お隣・ご近所との親しいお付き合いです。
しかし、あかつき台でこれを考えると、それぞれ出自が違い仕事・職場も各様であることからお互いの遠慮もあり親密なお付き合いになっていないケースが多くみられます。

 高齢化がますます進む中災害が起こった場合や介護制度の変更などを考えると、あかつき台住民どうしの助け合いのシステムを早急に強化せねばなりません。
私たち自治会役員はこの一年住民の安全安心のため諸活動を推進してきましたが、役が終われば地域とのかかわりも終わってしまう感じになります。
地域福祉に貢献する組織である社会福祉協議会役員とて同じです。
では、地域とのかかわりを持ち続けていくにはどうしたらよいのでしょう。
誰もがどこかの組織にいつも属し、様々な情報を得、自分に合った活動をしてゆくことが大切です。
あかつき台にはおおむね65歳以上の方々を会員とする「あかつき寿会」があります。
寿会では毎月当該月に誕生日を迎えた方々の誕生会・親睦旅行・グランドゴルフや囲碁・陶芸などのクラブ活動などを通じ住民どうしのつながりを促進する事業を行っています。
現在会員数110名ですが平均年齢が80歳を超えており活発に活動したりできる年代の会員の少ないのが悩みの種になってきています。

 寿会にはヤング・オールドとオールド・オールドに属す会員がいます。
ヤング・オールドの会員はオールドオールドの会員を自立支援する立場にあります。ヤング・オールドは言わずと知れた活力ある会員であります。

そこで、私たちが率先して寿会に入会しいろいろな場面で自治会で培った知識経験ノウハウを活用し自治会との連携を強化しながら活動してゆくことが、私たち自身が地域とのかかわりを持ち続けていくことになり、私たちの後に続く人たちにも踏襲されることにより住民どうしの人の輪を広げていくことに有効であると考えます。
私たちもいずれ地域に支えられることになります。

 平成29年4月より介護行政が変更になり、地域がその受け皿にならざるを得ません。
尊厳ある人生を地域で支え合うため、皆さま方の寿会ご加入を切にお願い致します。

以上