絆ネット四日市北【#7】

特殊詐欺事件の発生について連絡します。
3月16日(月)午後3時頃、四日市市内にお住いの70歳代女性が特殊詐欺の被害に遭いました。
手口は次のとおりですので、注意してください。
女性宅に家電量販店従業員を騙る男から

「あなたの娘を名乗る女が不審な行動をしている。誰かにカードを渡しましたか。」、「一応警察に連絡します。」

等と電話があった。
その後女性宅に、四日市南警察署のミヤジマを騙る男から

「家電量販店から通報があった。キャッシュカードはありますか。」

等と電話があった。
再度、女性宅に銀行員を騙る男から

「奥さんのキャッシュカードが他人に使われている可能性がありカードを再発行する必要がある。職員を向かわせるので封筒にキャッシュカードを入れて渡してください。」

等と電話があり、その電話途中で「中井」という名札を付けた男が女性宅に訪れた。
女性が男にキャッシュカードを手渡したところ、合計400万円が不正に引き出されていたもの。
金融機関が自宅までキャッシュカードを取りくることは絶対にありません。
騙されないように注意してください。

本日朝刊各紙で報道されましたが、3月16日(月)午後3時ごろ特殊詐欺が発生し四日市北警察署管内在住の70代女性が、400万円の被害に遭いました。


再三、この絆ネットでも取り上げていますが、今回の被害は詐欺グループにキャッシュカード1枚をだまし取られ現金を引き出される「預貯金詐欺」に区分されます。
この詐欺グループは、1家電量販店従業員、2四日市南警察署員、3銀行員を名乗り女性をダマしました。
このような形を劇場型犯罪と言います。
誰でも初めは用心し警戒します。
しかし話を聞くうちに惑わされ話を信じていきます。
そして最後にキャッシュカードを再発行するためという理由で言われるままにカードを封筒に入れて渡してしまうという結末です。
繰り返しになりますが、警察や金融機関がキャッシュカードの暗証番号を聞いたり自宅までキャッシュカードを取りに来たり、封筒に入れさせることは絶対にありません。
どうぞ周りの皆さんにこのような事件が発生していることを知らせ、話題としていただくご協力をお願いします。
引き続き、当方でも啓発活動に取り組みます。
わかりやすくお話もさせていただきますので、お気軽にお申し付けください。
参考までに今年2月末までの特殊詐欺発生状況を添付いたします。



さて、県内で交通死亡事故が多発しています。


これにより「歩行者妨害」や「速度超過」の取締りが強化されています。
以下詳細を掲載します。
交通死亡事故の多発を受け、三重県警では明日19日まで緊急取締りを実施します。
県内全域で 1横断歩行者妨害 2速度違反 を中心に取締り強化。
○3月15日現在の交通事故死者数は対前年比8人増の22人。
○警察庁が集計した人口10万人当たりの死者数では全国ワースト2位。
○22人の死者の内訳では、65歳以上の高齢者が17人を占める。
○自動車にはねられて死亡した歩行者9人は全て高齢者で、うち8人が横断中。
○自動車乗車中死者9人の内4人がシートベルト非着用
以上の理由から、四日市北警察署管内でも取り締まりが行われています。

信号機のない横断歩道周辺での一時停止違反や、速度取締装置を使い速度超過の違反車など。
道路を利用する車、オートバイ、自転車、歩行者一人ひとりが交通安全意識を高めて交通事故防止に取り組みましょう。

『新型コロナウイルス』の影響なのか、知らぬ間に心が荒んできているように感じます。
この環境を利用して悪いことを考える者、希望が持てないと自暴自棄になる人、 不安で仕方ない人、将来を悲観する人、日本中にこんなふうな思いを持つ人が大勢いると思います。
でも季節は春彼岸。
いつもの年のように花は咲き、木々は芽吹き、鳥もさえずっています。
自然はいつもと変わらず私たちを包み迎えてくれています。
この困難な中、外出を控え、自然に触れることもなかなか許されないかもしれませんが、ずっと家にいてテレビから流れる様々な情報で心が病気にならないように注意してください。
気分転換に音楽やラジオを聞いたり、本を読んだり、散歩などしたり、テレビから必要な情報だけ得たら、そこからは離れ、暗い雰囲気を自分でちょっと変えてみませんか。
この状況がいつまで続くのか誰にもわかりませんが、終息する時は必ず訪れます。
その日が早くやって来ることを願いつつ、皆さんの心も体も健康であって欲しいと切に思います。

『 詐欺、コロナ、交通事故 』 どうぞ皆さまが 被害に遭いませんように。