絆ネット四日市北【#90

令和5年8月24日午後4時頃、三重郡朝日町地内の自宅に警察官を名乗る者から

あなたの通帳から現金が引き出されている、すぐに対応しなければならないので、キャッシュカード
と暗証番号を書いた紙を取りに行くので準備してくださいと電話がありました。

その後、被害者の方がキャッシュカードと暗証番号を書いた紙を準備していたところ、
自宅を訪れた男に、目を離した隙に盗まれる被害にあいました。

これは特殊詐欺の電話です、身に覚えのない電話がかかってきた際には相手との会話は
極力避けて警察や家族に相談するなど被害の未然防止の徹底をお願いします。

・電話でお金の話は詐欺です!
・他人にキャッシュカードを渡さない!
・他人に暗証番号は渡さない!

四日市北警察署生活安全課
電話059-366-0110

いつの間にか8月も最終週となりました。

セミの鳴き声が聞こえなっても、相変わらず厳しい暑さは続いています。

どうぞ皆さま御身ご自愛ください。

間もなく新学期、四日市北警察署では先日交通事故が発生し中学生が亡くなりました。

しばらく遠ざかっていた学校への通学がまた始まります。

小学生低学年は特に少し慣れるまで時間がかかると思います。どうかそれとなく子どもたちの行動に目を向けてあげてください。

また地域で子ども見守り活動にご尽力いただいております皆さまにも、尋常でないこの暑さ、決してご無理なさいませんように

水分・塩分補給も忘れず、お取り組みいただければ幸いです。

さて本日の絆ネットは、すでに新聞等で報道されておりますが、朝日町地内でキャッシュカード詐欺盗が発生した件です。

発生は8月24日、80代50代の親子がニセ警察官による電話を信じて、キャッシュカード5枚と暗証番号を書いたメモを訪ねてきたニセ警官にだまし取られたというものです。

自宅に来たニセ警官は、キャッシュカードを封筒に入れるよう指示します。そして封印が必要と言われ印鑑を取りに行ったわずかな間にトランプの入った封筒とすれ替え、その封筒に封印をさせて保管しておくように言って立ち去ります。

キャッシュカードの入った封筒と暗証番号を書いたメモを手にした犯人はその後、金融機関やスーパーなどのATMに行き、約145万円を引き出しました。

いまこの親子二人が、どんな思いでいらっしゃるか、何の落ち度もない人に行うこの犯人の卑劣な犯行に怒りを覚えます。

特殊詐欺の約半分は、固定電話にかかってきた不審電話であることがわかっています。(参考までにその次はパソコンサイトで、次にメールによるもの、そして携帯電話に直接かかってくるものという順です)

固定電話への対策がいかに大事かということがわかります。繰り返しになりますが、直接相手と話さない留守番電話機能をぜひ活用してください。加えて自動録音警告機など取り付けるとなお有効です。現在三重県警察では6ヵ月間無料で警告機を貸出ししていますが、数が少ない為すべてが出払っていることもあり、お待ちいただくこともありますが、お試しいただくのもいいかと思います。

また四日市市ではいま、この警告機を購入するための補助金を出しています。詳細は、四日市市市役所消費生活相談室、各地区市民センターや四日市北警察署内防犯協会までお問い合わせください。

《連絡先》 四日市市役所 市民・消費生活相談室 059-354-8147 四日市北警察署 防犯協会 059-366-0110