今回の絆ネットは、他県で発生している詐欺についてですが、その前に、最近多発のこの近辺で要注意の詐欺の手口についておさらいしましょう。

絆ネットでも送信しましたが、15日午前中、四日市市内の70歳代女性宅に警察官を名乗る者から電話がかかり、
「あなたの住んでいる地域で詐欺の被害に遭った方がいる。キャッシュカードを交換した方がいい。 キャッシュカードと暗証番号を書いたメモを準備し、今から訪ねる警察官が持参する封筒に入れるように
と言われました。
その後「あおき」と名乗る者が自宅を訪問し、封筒に準備させたカードと暗証番号を書いたメモを入れさせ、
封印がしたいので印鑑を貸してください
と女性が印鑑を取りに行っている隙にあらかじめ用意していた封筒とすり替え、女性のキャッシュカード2枚をだまし取り、市内のショッピングセンターのATMから100万円を引き出した、というものです。
同様の手口は他の都道府県でも発生が確認されています。
警察官がキャッシュカードや印鑑、現金などを預かったり、暗証番号を聞くようなことはありません。
『おかしいな』と思ったらすぐに電話を切って、警察署に確認するなどしましょう。

四日市北警察署 059―366-0110
四日市南警察署 059-351-0110
四日市西警察署 059-094-0110

急いで聞きたいときは「110番」

また1月21日いなべ市で、市役所職員を装って、
「還付金の手続きが出来ていない」など還付金詐欺の予兆電話がありました。
不審に思った被害者が電話を切り、いなべ市役所に直接連絡し、還付金詐欺の予兆電話であることが判明しました。
少しでも不審に思った時は、まずは誰かに聞いてみるか、上記警察署、当該市役所まで電話して下さい。
前置きが長くなりましたが、添付のファイルのとおり「元号の改元」名目の詐欺について注意のお願いです!!
こちらもキャッシュカードを騙し取ろうとするものです。ご注意ください。

「元号の改元」を名目とした詐欺に注意してください!

他県において、本年の「元号の改元」を名目に、キャッシュカードを騙し取ろうとする架空請求詐欺が発生しています。
内容は、自宅あてに、
・ 「元号の改元による銀行法の改正について」と題する書類
・ キャッシュカード変更申込書
・ 返信用封筒
が同封された封書が届き、金融機関や口座番号、暗証番号等を申込書に記載させ、キャッシュカードを郵送させる手口ですので注意してください。