特殊詐欺（オレオレ詐欺）の予兆電話について

強風にさらされて最後まで残っていた紅葉も飛ばされてしまいました。
寒々した木々が大きく揺れています。どうぞ暖かくしてお過ごしください。
さて

一昨日午後8時30分頃、三重郡朝日町大字縄生や、四日市市十志町地内の高齢者宅に、
息子をかたり

　・明日、家に行く
・風邪を引いた
・のどが腫れて声が変わっている

　等の不審な電話が数件ありました。

これは、息子をかたった「オレオレ詐欺」の予兆電話です。
今年に入ってニセの息子や孫を名乗る電話でまず
「風邪を引いた」　「病院へ行ってくる」
と、他愛もない電話がかかり、その後
「病院へ行ったらカバンを盗まれた」
という筋書きです。

このあとニセの息子や孫が言う言葉は、もう皆さんご存知のとおり、
「カバンの中に会社の大切な小切手が入っていて、これからそれをお得意様に持っていくところだった」
「どうしてもお金が足りないのですぐに返すから200万（もっと高額の場合もある）貸してほしい」
などというものです。

残念ながらこのような電話にダマされて北署管内にも被害に遭った方がいらっしゃいます。
子や孫を思う優しい気持ちを悪用する犯人のやり方には本当にはらわたが煮えくり返る思いですが、どうか新たな被害者とならないよう相手の言うまま、すぐに行動しないようお願いします。

先ずは、このような電話がかかってきたら
１ 警察に通報する。（相談）
２ 息子や孫に確認する。（電話番号は以前から知らされている番号にかけること）
※携帯電話の番号が変わったと あらかじめ電話してくることもあるので注意。
３ おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんなどの名前を尋ね答えさせる。

他にも家族しか知らない合言葉を決めておくことも有効でしょう。
今年がいい年で終わることができますように、最高レベルで用心 してください。