5月21日(火)13時から2時間に亘り八郷歴史研究会主催による第一回八郷地区の歴史探訪会「中村町の能原神社を訪ねよう」が開催され、気温30度を超す猛暑日にも関わらず30名の参加者が中村公民館に集まりました。
一行は当会会員川合延雄さんと能原神社宮司福山氏の説明で本殿や境内周辺を見学しました。
内容は多岐に亘り、主祭神である草野姫命(かやのひめのみこと)や昭和7年頃の神社の社掌(神社の事務全般を司る役)であった坂三次郎氏についての解説があり、近隣にある中村遺跡や葺石(ふきいし)などの遺物から、神社全域が古墳である可能性があることや、5ヶ所ある石鳥居は古く、銘はないものの鎌倉時代にまで遡る可能性があることや能原神社の石碑は大鐘町の大賀賢励揮豪のものであること、麹の道案内標など埋もれた遺物を再発見したことなどロマンあふれる多くのお話が聞けました。又近くの太田昌夫氏宅にも地蔵菩薩像が安置されており特別に拝観させていただきました。
約2時間余りの見学を終えた一行は中村公民館に戻り、質疑応答反省会を行いました。そのあと昔懐かしい昭和30年頃の地区運動会の8ミリ映画を上映し懐かしい思い出にふけることが出来ました。
■境内へ向かう参加者
■御本殿
■福山宮司の説明を聞く参加者
■遷宮の時に使われる仮宮
■拝殿内に掲げられた扁額(へんがく)
■能原稲荷神社
■川合延雄さんの説明を聞く参加者
■坂三治郎氏の献納碑
■中村町公民館で反省会を行いました
・・・八郷地区の皆さんへお願い・・・ 「八郷歴史研究会」は今後も八郷地区の歴史探訪会を行います。 次回は是非ご参加ください。 又、あなたの地区で昔から言い伝えられる風俗や歴史、珍しい風習・道具や資料、 <連絡先・・八郷地区センター> |