平成30年11月25日、いつも投稿戴くHさんがいなべ市の聖宝寺周辺をドライブされ投稿戴きました。

写真には次のようなHさんの文書が添えられていました。

「昼ごろ聖宝寺に行きました。

紅葉祭りが終るとのことでドライブしました。

この寺は大同2年(西暦807年)最澄により開かれましたが、萱生の春日部氏と同じく、戦国時代に信長の命令で滝川一益により焼かれたとのことです。

桑名の僧侶により再建されましたが檀家のいない寺だそうです。

300段のぼった寺の入り口に釣り堀があり家族連れなどで賑わっていました。

釣り堀にはニジマスと思われる魚がいました。

 

お寺には木魚があり、テントでは自治会がモロコの小エビ入り佃煮も売っていました。

モロコは員弁川から取れたものと思われます。

私はうどんを食べ、佃煮を買って帰路につきました。

途中、三岐鉄道東藤原駅と西藤原駅の間に野尻駅があり、駅舎の近くにコンクリート製軍人像があります。

以前から気になっていたのですが、車を降りて背面の文字を読むと 昭和13年に中国のあるところで迫撃砲を受けて大腿骨あたりを受傷し戦死、父親がこの像を建てたと書いてありました。

いろいろ考えさせられるドライブになりました。」

 

Hさんが投稿戴いた写真では藤原岳がくっきりと見え、まだ紅葉していない木もあるようです。

Hさん有難うございました。

又のご投稿をお待ちしています。

 

 

麓から見上げる藤原岳

 

聖宝寺参道

 

聖宝寺境内にある俳人 山口誓子氏の句碑 「香木も立つ萬緑の大斜面」

 

聖宝寺境内の紅葉

 

野尻駅舎近くの軍人像

以上