おなじみのOさんからのご投稿です。
Oさんの目に止まった松葉の雫・花の水滴などが、鷹羽狩行氏の句に結び付きました。
繊細な観察眼・豊かな想像力に敬服いたします。
本来「滴(したた)り」は夏の季語ですが、今の季節にも見られるのですね。
他にも塗りたての塗料の水滴も、Oさんのレンズを通せば宝石のようです。
Oさんが捉えた、花・色鳥・町内からの遠望、何気ない日常の美をご覧ください。
Oさん有難うございました。
またのご投稿をお待ち致しております。
滴りの涙こらへるやうに落つ 鷹羽狩行
水滴の重みで撓む松葉
水滴1 (半日前油性ペンキで塗装された物置天板上)
水滴2 (水を弾くブロッコリーの葉)
水滴3 (朝日が差し始める)
水滴4 (菊の花びら)
ジョービタキ(左上、北から渡ってきたばかり。高木で縄張りを
告げる。樹上、足元では紅葉、黄葉が進む。)
遠景1
(当地の真東約24km知多市北浜町造船所と発電所)
遠景2 (手前は東約12kmの長島町、遠景は東海市東海町工場群)
水滴の写真は、11月20日午前7時半頃、町内にて撮影。
他は21日町内高台、林にて撮影。
掲句は、「俳誌のsalon」滴り1(2014年)より:http://www.haisi.com/saijiki/sitatari1.htm